シミ体質になりやすい？生活習慣の乱れに要注意！

美容コラム

公開日:2022年5月5日・更新日:2022年4月27日シミ・くすみ治療 | 顔

加齢によって作られやすくなるイメージのシミですが、若年層でも生活習慣の影響でシミが作られることをご存じでしょうか。
今回は、シミの種類とシミ体質にならないための生活習慣について紹介します。

シミの種類とは

シミにはいくつかの種類があります。
代表的なものについて確認していきましょう。

老人性色素斑

頬やこめかみ部分に作られることがあるぼんやりと見える茶色のシミです。
作られるシミの大きさや形はいろいろあります。
30代頃からあらわれるようになり、年齢を重ねるにつれて少しずつ濃くなっていくのが特徴です。

そばかす

頬や鼻の辺りに小さな茶色いシミが点々とできるのが特徴です。
子どものころからあらわれることの多いシミです。
大人になるにつれて、紫外線などの影響によりできてしまったシミが濃くなることもあります。

肝斑

両側の頬や目の下あたりに、同じような形ではっきりとしない、もやもやとしたシミができるという特徴があります。
30代頃からあらわれはじめますが、はっきりとしたシミではないために、自分では気がつかないこともあります。
なんとなく顔色が悪いと感じたときには、このシミが影響しているかもしれません。

シミ体質にならないために

誤った生活習慣を続けることで、シミができやすいシミ体質になる可能性があります。
シミ体質にならないために、日常的に注意したい内容についてまとめてみました。
それぞれについて、詳しく確認していきましょう。

紫外線対策を徹底する

紫外線を浴びた肌は、メラニン色素という黒い色素を作って肌細胞を守ろうと働きます。
夏に外出すると気がつかないうちに日焼けしていることがありますが、あれはメラニン色素によるものです。

このときコラーゲンやエラスチンといった肌にとって大切な成分がうまく機能しなくなるなど、紫外線による悪影響を受けてしまうかもしれません。
そうなると、シミ以外にも「肌たるみ」、「毛穴の開き」、「しわ」などの肌トラブルが起こりやすくなります。

このような肌トラブルを防ぐためには、短時間の外出であってもUVクリーム、日傘、帽子、手袋などで紫外線対策をしっかりおこなうようにしましょう。

乾燥肌にも要注意

乾燥肌になってしまうと、皮脂やセラミドといった保湿成分が少なくなってしまいます。
保湿が足りない肌は、肌成分のバランスが崩れてしまうために肌表面を刺激から守るためのバリア機能が低下してしまいます。
そうなると紫外線など外部の刺激を受けやすくなり、ほんの少しの刺激であってもシミが作られやすくなってしまうのです。

乾燥肌対策としては、肌にあったスキンケアをおこなうことが大切です。
化粧水で水分を補ったあとは、しっかりと乳液やクリームを使って水分が蒸発しないようにしましょう。

さらに注意したい生活習慣とは

シミ体質にならないために、注意したい生活習慣についても紹介します。

不規則な睡眠

昼夜逆転生活や毎日の睡眠不足など、不規則な睡眠は肌にとって大きな負担となってしまいます。
十分な睡眠は、肌の新陳代謝が一定に保たれているためメラニン色素などの老廃物が排出されやすくなります。
しかしながら、不規則な睡眠では肌の新陳代謝が乱れやすくなりシミの原因となるメラニン色素が上手に排出されにくくなってしまうのです。